実験動物科学 その多様性と調和

The 65th Annual Meeting of Japanese Association for Laboratory Animal Science 第65回日本実験動物学会総会

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大会長挨拶

第65回日本実験動物学会総会
大会長 久和 茂

久和 茂

 このたび、公益社団法人日本実験動物学会(浦野 徹理事長)の定期学術集会である第65回日本実験動物学会総会(大会)を平成30年5月16日(水)~18(金)の3日間、富山県民会館におきまして開催することとなりました。
 さて、本学会の定款第3条(目的)には、「この法人は、実験動物に関する基礎及び応用研究の発表、知識の交換、連絡、情報の提供を行うことにより、実験動物学及びその関連領域の進展、普及を図り、もって我が国における学術の発展および科学技術の振興に寄与することを目的とする。」と謳われており、当然ですが、本学会が学術団体であることが解ります。しかし他の学会とは少し異なり、本学会が扱っている内容は非常に多岐に渡ります。つまり、実験動物の特性に関する基礎研究からヒトの健康・福祉の向上を目的とした応用研究、さらに実験動物及び動物実験が関連する領域(環境衛生、労働安全衛生、実験動物福祉など)も含まれますので、その全体を把握することはなかなか難しい状況かと思います。
 このように広範な内容を含む学会であることから、本大会のテーマを「実験動物科学 その多様性と調和」といたしました。現在、このテーマに沿って特別講演、教育講演、シンポジウム、ワークショップ等の企画の準備を進めております。もちろん、会員の皆様の情報交換(一般口演、ポスター発表)の場を設けますし、LASセミナー、ランチョンセミナー、ホスピタリティルーム、日本実験動物器材協議会のご協力による器材展示も実施いたします。「多様性」は自ずと示せると自信を持っていますが、さて、「調和」は如何に・・・。
 私も科学者の端くれで、新しいことをやることが好きです。近年、他の学会で大会長の所属機関と開催都市の不一致という現象を何度か目にするようになり、もし学会を開催させていただく機会を与えていただけたら、自分も挑戦してみたいと密かに思っていました。ただ、全く見ず知らずの土地では成功は覚束ないと思い、私の出身地である富山を選ばせていただきました。
 富山市はコンパクトな街で、会場の富山県民会館は富山市街のほぼ中央に位置し、北陸新幹線「富山駅」からも徒歩10分です。また、市内の主なホテルからも徒歩でアクセス可能です。気候的にも、5月の富山は新緑が映える素晴らしい季節です。またこの機会に「天然の生け簀」とよばれる富山湾の「きときと(新鮮な)」の魚介類も是非ご堪能戴きたいと思っております。
 皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

平成29年6月